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[Marinos 2018] vs 北海道コンサドーレ札幌(H)(J1-29)

今回の試合は、フライデーナイトJリーグと銘打たれた金曜夜の試合。
数年前からACL出場クラブが日程調整のために行っていたが、今年からは、DAZNからの分散開催の要望もあり、より多くのJ1クラブが金曜に主催試合を行っている。今季は15試合が行われ、マリノスはホームとアウェーとで1回ずつ。

平日開催ではあるけれど、多くの人にとって翌日は休みなので、水曜の試合よりは行きやすい。
各クラブとDAZNの積極的なプロモーションもあって、ここまで多くの試合で、週末の試合と遜色ない観客が入っている。
今年まずまず成功したので、日程が緩和される来季以降は、もっと金曜開催の試合が増えるかもしれない。
自分もなるべく行けるよう努力するけれど、アウェーの試合の場合は、出来れば近場にしてほしい。



職場が東京駅の近くになったので、最近は、平日の日産スタジアムでの試合は新幹線でアクセスしている。
東京駅から新横浜駅まで20分弱。職場を18時過ぎに出ても、キックオフ30分前には到着する。
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やはり、平日の試合ではこの辺はあまり埋まらないか。
バックスタンドががらがらなのは、映像の見栄えが悪くて、DAZNにも歓迎されないと思うのだけど。
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札幌サポーター。雨なのでほとんどが屋根の下に避難している。
在京組が中心と思われるが、結構な数のサポーターが来場してくれた。
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今日は来場者にDAZN製?のシャツが配られていた。
スポンサーのロゴが入らないので、色だけクラブカラーで、2018年の「18」が刻まれたシンプルなデザイン。
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ピッチ上では、ウォーミングアップが行われている。
この辺りから、夕方に一度やんだ雨が、再び降ってきた。青いウィンドブレーカーのフードを被って凌いだ。
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ゴール裏のマリノスサポーター。
週末の札幌戦と言われても違和感がないくらい、ここはまずまず埋まった。
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マリノスは前節と同じスタメン。伊藤は怪我、Dusanは今日も出場停止。札幌も主力3人が出場停止。
この時期は、なかなか全員揃わないことも多く、それが試合前から試合を左右することも。
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札幌はさほど前からプレスに来なかった。
それで余裕をもってビルドアップができた。畠中は足元しっかりしているから、まずまず安心して見ていられる。
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札幌がボールを持ったときは、こちらのSBの裏や外側を突いてきた。
どこのチームも、マリノス相手には、SBが中に絞ってできるこのスペースを狙っているように思う。
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前半はマリノスの出来が良くて見入っていたのと、なかなかの雨が降っていたのとで、あまり写真は撮っていない。
これは2-1と逆転した場面。素晴らしい崩しだったようだが、向こうのゴール前なので、ここからはよく見えなかった。
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ハーフタイムのイベントとして、今年何度目かになるMINMIと、10 FEETというアーティストが歌ってくれた。
自分は、昔MINMIの歌も少し聞いていたので分かるが、10 FEETは知らない。隣にいた友人はどちらも知らなかった。
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2-1とリードして後半に臨む。
押し込まれて苦戦するか、仙台戦のように畳みかけるか。
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仲川は今日もなかなか動きが切れていた。
加速と小回りに優れているのはもちろん、次のプレーを決める判断も、いつの間にか良くなっている気がする。
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絶好の位置でFKを得た。マリノスの選手が壁に入ってGKからボールを隠し、お膳立ては整った。
しかし、キッカーの天純が大きくふかして、何もなし。スタンドで見ていた森保代表監督にアピールならず。
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後半は札幌が攻勢を強めてきて、残念ながら多くの時間帯で受けてしまった。
簡単にはスイッチを入れさせず、要所で体を張ることができていたので、崩れる心配はあまり感じなかったが。
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欲を言えば、仲川とHugoでもう1点取りたかった。
前半は良い連携だったのに、後半はHugoがまた少し独りよがりな悪いところを出して、何度か好機を潰していた。
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後半はスコアが動かず、マリノスが守勢を耐えた格好で逃げ切った。
少々意外な展開ではあったけれど、逆転勝ちしたことと、守勢に回っても崩れなかったことは、大いに評価できる。
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明日は休みなので、ゆっくり祝杯を挙げられる。
関内の「シシリヤ」に移動して、22時30分を回って友人と祝勝会。
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今回は定番の「マルゲリータ・エスターテ」を敢えてパスして、最初の1枚は「フレスカ」にした。
刻んだレモンが隠し味のように利いていて、山中の攻撃参加のように味に違いを出している。
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もう1枚は、定番メニューから「マリナーラ・スペシャル」を。アンチョビのピザを最近食べていない気がしたので。
日吉に住んでいた頃の癖でゆっくりしていたら、つい終電の時間を過ぎてしまった。が、電車が遅れていて結局セーフ。
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前半は収穫が多かった。
意図した通りであろう流れるような崩し方が何度も見られて、2得点することができた。
先制されて追い掛ける苦手な展開を克服したこと、Hugoが何度もパスを選択したことも、喜ばしいプラス材料だった。
扇原のターンとか、山中のハーフレーンでの上がり方とか、他にも色々と感心させられた。
向こう側のゴールに決めたので得点シーンがよく見えなかったこと以外、とても満足の前半だった。

こういう展開で折り返すと、後半に相手が修正して攻勢をかけてくるのは、ままあること。
攻撃的なチームであっても、リードしていて攻勢をかけられると、まず失点を防ぐため受け身になりがち。
こういうときにどうしたいのかは、まだ自分には今一つ見えてこない。
強気で押し返すことを是とするのか、引いて受けてカウンターと割り切るのか。
狙いを持たずにただ引いてしまうのが、最も良くない。
そして、今のところまだ、そうなってしまうことが多いように思う。

思えば、今季が始まった直後は、前半は良いサッカーができるが90分続かないことを心配していた。
ある程度自分達の形でできるようになると、次の段階として、自分達の形でできないときの対処が問題となる。
この応用問題の解決に目途が立てば、マリノスは上位を争えるチームになる。
引き続き、期待しながら見守りたい。

テーマ : 横浜F・マリノス
ジャンル : スポーツ

[Marinos 2018] vs ベガルタ仙台(H)(J1-28)

仙台には、ホームで勝った記憶がない。
仙台がJ1に戻ってきた2010年以降、リーグ戦の対戦成績は、ホームで0勝3分5敗、アウェーで4勝4分0敗。
今年も7月のアウェー戦では8-2と大勝している。問題は、今日のホームでの試合だ。

日本はインフラや競技環境が整っていて、深刻な地域間紛争もなく、ホームとアウェーの違いは少ないと言われるが、それでも多くのチームがホームでより良い成績を挙げている。マリノスも、今年はともかく、基本的にはホームの方が強い。
それにも関わらず、こと仙台相手には、異常なほどホームで勝てず、アウェーで負けない。
原因は不明。何年も続けてそうなのだから、プロである両クラブにも分からないのだろう。オカルトのようなもん。

同じように、マリノスから見てアウェーの方が相性が良いのは、浦和と清水。
いずれも過去10年間のJ1リーグ戦での対戦成績。括弧内は1試合平均勝ち点。
対浦和 : ホーム4勝1分5敗(1.3)、アウェー7勝1分2敗(2.2)
対清水 : ホーム4勝2分3敗(1.6)、アウェー6勝3分0敗(2.4)



ホームで仙台に勝つには、どうしたら良いか。ホームとアウェーとで、何が違うのか。
考えた末に、仙台ではいつも牛タンを食べているが、横浜では食べたことがないのに気が付いた。
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そこで、初めて横浜駅ルミネの「利久」を訪れ、7月のアウェー試合のときと同じ「牛タン定食」を食べた。
あの時と同じ、沢山点を取れますように、という願いを込めて最も枚数の多い「5枚10切れ」で。
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雨模様なので、スタンドで待つ時間を短めにしようと、少し横浜駅からの出発を遅らせた。
キックオフの30分前くらいに三ツ沢に到着。指定席だと、こういうことができて助かる。
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今日もいつものバックスタンドの指定席から。
来季は、日産スタジアムの席の位置を変えるつもりなので、三ツ沢の席の割当ても変わると思う。
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黄色が映える仙台サポーター。今年3回目の三ツ沢にようこそ。
日産スタジアムでは仙台に勝てないのと、仙台戦は客の入りが良くないので、来季も仙台戦は三ツ沢を希望。
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ホーム側のゴール裏。雨の日はポンチョを着るから、より「青」が深まって、スタンドの色が濃くなる。
前節負傷して離脱した伊藤の分も、というメッセージの横断幕があった。
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三ツ沢の芝、今日も荒れてるな。3月も酷かった。6月の試合では良くなっていた印象だけれども。
来季もその次も、日産スタジアムが使えない時期があり、ここの稼働率が高まるから、芝の痛みが今から心配。
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マリノスのスタメンは、負傷の伊藤に代わってHugo、出場停止のDusanに代わって畠中。
残留争いからまずは片足抜けるよう、仙台とのホームでの相性の悪さを断ち切れるよう、今日も攻めて勝とう。
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相手ゴールに近い場所でのセットプレーが、試合を通して何度もあった。
仙台の守備はいつも当たり方が厳しめで、今日はそれを主審が厳しめに取ったので、ファウルが多かった。
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山中お得意のどっかんミドルが決まり、マリノスが先制。
自分らの座っている位置からは、サイドネットに当たったように見えて、皆ゴールへの反応が遅れていた。
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ボールを握り押し込む中で、仙台の半端な前からのプレスを上手く無効化できていた。
5バックで守りながら、前の選手がふらふらとプレスに来るような相手ならば、今のマリノスにとってやりやすい。
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問題は、5バックをどう崩すか。攻める中で、いかにカウンターに対処するか。ずっとマリノスの課題。
今日は山中のミドルシュートで先制できて、相手がべた引きにならなかったので、割と楽に攻略できた印象。
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攻め込まれると、危ない場面は少なからずあった。
単純な耐久力は、一時期より落ちている。そういう展開をいかに少なくできるか、が鍵なのだと思う。
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ハーフタイムのウォーミングアップ。その向こうに、16番のユニフォーム。
このユニフォームが、早くピッチに帰ってこられますように。
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後半の立ち上がり、1点を追う仙台が攻勢を強めてきた。
地上戦では、左WGの阿部がボールを触る回数が多くなったが、なかなか有効な攻撃はさせなかった。
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野津田が右WGからDHに下がって、後ろからボールが出るようになると、少し厄介だった。
ただ、この頃には3-1と2点のリードになっていたので、受ける方も少し余裕が生まれていた。
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今日は相手ボールを前から追ったり、攻撃時は中盤でボールを受けて体を張ったり、Hugoが気合い入ってた。
例によって1人で頑張っている感じだったので、途中まで空回り気味だったが、今日は終盤に報われることになる。
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相手GKからボールを奪った4点目があり、縦パスを受けて1対1を制して決めたこの5点目があった。
伊藤とは違う持ち味で勝利に貢献してくれたこと、そして彼自身の調子も上がってきたことが、今日の収穫。
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最後に余計な失点もありつつ、5-2で大勝。久しぶりにホームで仙台に勝った。
今年はアウェーで8-2、ホームで5-2と、大味な試合が2つ。合わせて13得点は凄いが、合わせて4失点は課題。
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三ツ沢での試合は、試合後に挨拶に回ってくる選手達が近い。
今日は大勝で連勝という結果に、皆明るい表情だった。
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牛タンパワーでホームでも勝った。
というわけでは勿論ないけれど、気分的にはしてやったり。
NACK5や日立台で(個人的に)初めて勝ったときと同じような、達成感があった。

仙台相手には、マリノスの新しいサッカーが上手くはまるのかな。
半端に前からプレスに来るのをいなすと、後ろの守備が後手後手になって、マリノスの崩す形が生きてくる。
チーム全体で前からプレスに来るチームとも違うし、5-4-1で徹底して引いてくるチームとも違う。
こういうチームを相手に主導権を握れることは、今季も何度かあり、マリノスが圧倒的に攻め込むことは何度も見てきた。
なかなか決定機を決めきれず、勝ち点に結び付かないこともあったが、不思議と仙台戦では決定力が上がる。

2試合とも、前半の早い内に先制できて、相手が引いて守る展開にならなかったのが、良かったのかも知れない。
現に先月の天皇杯では、90分では引き分けでも構わないという天皇杯独特の試合条件と、マリノスが一度もリードできない展開の中で、引いて守って速攻という仙台の持ち味と石原の驚異的なシュート技術の前に屈している。
先に点を取った方が圧倒的に有利になる、そういう噛み合わせなのかも。

テーマ : 横浜F・マリノス
ジャンル : スポーツ

[Baseball - U.S.A.] New York Mets vs Miami Marlins (Sep. 12, 2018)

アメリカ出張の際にMLBを観戦した2試合目。
New Yorkで用事を済ませた夜、Citi FieldNew York Metsの試合があったので、これを観ていくことにした。
New YorkにはMetsとYankeesと2球団あるので、シーズン中、大体の日には少なくとも一方が本拠地で試合をしている感じで、こういうときに「折角訪れたのに、日程が合わず試合が観られなかった」ということがあまりない。

ただ、あまり時期が良くなかったというか、この試合、悲しいくらい消化試合だった。
National League東地区において、今季、Miami Marlinsは最下位をひた走り、Metsもそれよりはマシだがずっと借金生活で現状も4位。いずれもポストシーズン進出の望みはとっくの昔に絶たれていて、あとはシーズン終了を待つだけ。
MLBの場合、ポストシーズンを諦めたチームは、主力を放出したり(→対価として若手の有望株をもらう)、そうでなくても露骨に若手起用に切り替えたりして、あまり目の前の試合の勝利を求めなくなる。

特に応援していないチーム同士の試合で、(今は)無名の選手だらけで、試合そのものが盛り上がりにくいとなると、観戦のモチベーションはちょっと落ちる。平日の試合で、球場もあまり客が入らないだろうし。
せめて、高いレベルの野球が見られるよう、あわよくば拮抗して選手達の意地が見られるような試合になるよう。
そんな淡い期待を抱いて、雨の中を球場に向かった。



試合開始の予定時刻の1時間ほど前に、Metsの本拠地であるCiti Fieldに到着。
ここに来るのは2回目。前回は2年前のSubway Seriesだった。あの時と違って、今日は球場周辺がだいぶ静か。
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来る直前に球団のWEBサイトで「試合開始遅延」との告知があった通り、内野にはシートが被せられており、グラウンドに選手達の姿も見えない。雨は小降りなので、その内試合が始まるとは思うけれど、いつになるのだろうか。
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傘がいらないくらいになり、霧雨程度になっても、なかなか試合が始まる気配がない。
スタンドで寝ていたら、21時過ぎになってようやく「21時45分に試合開始」とのアナウンスがあった。
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グラウンドの整備が急ピッチで行われる。
シートを被せておいたため、ぬかるんでいる場所はなさそうで、念のため砂を足しておくくらいのものだった。
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選手達がウォーミングアップをしていると、急にアメリカ国歌の独唱が始まった。
2日前のMinneapolisでは、歌い手の紹介とかきちんと前振りがあったのだけど、球場ごとにやり方が違うのか。
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そして、ブルペンからMetsの先発バッテリーが引き上げてきた。今日は3本柱の1人であるWheelerが先発する。
既に10勝している彼とSyndergaard、防御率1点台のdeGromを擁しながら、なぜMetsはこんな順位に低迷するのか。
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本当に夜21時45分に試合開始。依然として霧雨程度の雨が降っている。
Wheelerは「早く帰りたい」と言わんばかりに、テンポ良くストライクを投げ込み、どんどんアウトを積み重ねていった。
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Metsは生え抜きスターのWrightが故障により長期離脱中、主力外野手のCespedesも同じく怪我で今季絶望。
今日出ている中で最も人気だったのは、ベテランのReyesだった。MLBで16年目、もはや懐かしい名前にさえ思える。
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2回裏、無死二塁から、そのReyesの適時二塁打でMetsが先制。
この回さらに集中打で3-0とし、早々にMetsが優位に立った。
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今夜のWheelerは、投球も冴えていたが、打席での働きも見事だった。
2回裏は犠打を決めて追加点に貢献し、続く2つの打席では安打を放っていずれも本塁を踏んだ。
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4回裏もReyesの出塁から。足を警戒されて、何球か牽制を受けた。
MLB通算で500個以上の盗塁を記録している、往年のスピードスター。今も俊足は健在の模様。
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で、走者に気を取られていて、打者との勝負がおろそかになると、大抵、痛打をくらうもの。
一死一三塁から1番のRosarioが3点本塁打。これでMetsが6-0とリード。ほぼ試合は決まった。
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試合が決まってしまったので、試合中の一場面を写す。
MLBの審判による見逃し三振のポーズ。日本の「敷田の卍」のような、特徴的なポーズもあるのあろうか。
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MetsのマスコットのMr. Metsが出てきた。
相変わらず、ひと目見るだけでいらっとする顔だ。
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Marlinsの2番手投手のMeyer。イチローの次の51番はこいつのようだ。
こいつが6回裏に7失点の大炎上。帰りがさらに遅くなるから、ちょっといらいらした。
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7回裏を迎えて、Seventh Stretchなんだけど、全然球場に客がいない。1000人いるかどうか。
平日、雨天、試合開始が大幅遅延、消化試合、等々の要素が重なり、悲惨な客入りの試合になってしまった。
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もう13点差が付いているのだから、守備シフトなんか敷かなくて良いだろうと思ったが、やるんだな。
このシフト、Marlinsは内野全体が一塁側に寄せるのではなく、三塁手が一塁手と二塁手の間に動くことで組んだ。
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Mets打線が派手に打ちまくる中、Wheelerは淡々とストライクを投げ続け、それで抑え続けた。
8回を投げきってまだ89球。9回も投げて完封を目指すかと思われたが、ここで余力を残して降板となった。
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ようやく試合が終わる間際。日付が変わって0時15分くらい。
日本で野球を観てきて、途中で日付が変わった試合は記憶にない。貴重な経験をさせてもらった。
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色々と「やらされてる」感の強かった消化試合。先に点を取った方が大勝する、というありがちな展開だった。
この後、歩いてホテルに戻り、翌朝は5時起きで日本への帰途に就いた。
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試合自体について、あまり語るべきことはない。
Metsがよく打ちましたね、Wheelerは見事な投球でしたね、Marlinsはやる気ゼロでしたね、というくらい。
両チームを合わせて、こいつは覚えておこうと思えた選手も特にいなかったな。

この試合に関しては、大幅な開始遅延というのが最も印象に残った。
MLBは試合日程が厳しい。一般に、4月頭から9月末までで各球団162試合をこなす。
日本の野球のように、10月の前半にまとまった予備の期間があるわけではない。
だから順延というのが好ましくなく、簡単には試合が中止にならない。待って天気が回復しそうなら何時間でも待つ。
それでも中止になったら、シーズン序盤からでもばんばんダブルヘッダーを行う。実はこの日も、前々日の試合が中止になったことを受けて、昼間に試合を追加してダブルヘッダーになっていた。またしても雨で第1試合が中止になったけど。

球団数が多くて、同一の対戦カードが何回もあるわけではない(特に異なる地区同士の場合)。
それに、移動距離がやたら長くなることもある。同地区のNew YorkとMiamiでも、飛行機で片道3時間以上かかる。
だから、簡単に「また来てね」とは言えないんだな。
改めて、MLBは過酷だ。

テーマ : MLB
ジャンル : スポーツ

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