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[海外旅行-02] U.S.A. - Las Vegas & Grand Circle 9話

アメリカで国立公園の旅をするには、大抵は車の運転が必要になる。
いつも出発前に懸念するのは、運転の技術的なことと、レンタカーの料金のこと。

運転については、日本にいた頃はほぼペーパードライバーで、今でも正直あまり自信がない。
実際に運転し始めると、すぐに感覚が掴めるのだけど、なかなか事前には上手にやれそうなイメージが持てない。
しかも、レンタカーだと毎回少しずつ性能が異なるので、いつも「今回は大丈夫だろうか」と思ってしまう。

あとは、技術だけでなく、体力的な問題もある。
大抵は1人でふらっと旅に出るので、運転手は自分1人だけ。疲れても交代してもらえない。
慣れていない故の消耗の早さから、長時間の運転はしんどい。1回3時間まで、1日では合計5時間くらいが限界。
だから、旅行の予定もそれを前提として、車での長距離移動を極力なくすように回る順番を考える。

何回か借りていると、段々と相場が掴めてきて、事前に費用の見積もりと心積もりができるようになる。
それでも、いつも結構な高額なので、毎回カウンターで顔をしかめることになる。



Horseshoe Bendに続いては、Pageを訪れた一番の目的である、有名なAntelope Canyonを見物する。
Antelope CanyonはNavajo族居留地の中にあり、彼らの主催するツアーでないと見ることができない。
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概ね30分ごとにツアーは出発し、Navajo族のスタッフが運転するジープに乗りこむ。
集合場所から目的地まで、吹きっ晒しで大揺れのドライブを味わうことになる。
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Antelope Canyonは、その名の通り、かつてはPowell湖に流れ込む渓谷だった場所。
Grand Canyonを削り上げたColorado川のように、深く鋭く地面を抉った後に、いつしか川としては枯れてしまった。
今では、地面の下の、元は谷底だった場所を、不思議な洞窟のような空間として残している。


今訪れているのは、Powell湖の湖畔から少し遡った、Upper Antelope Canyonと呼ばれる場所。
この縦の割れ目が入口で、グループごとに順番に中に入っていく。
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割れ目の中はこんな感じ。
鋭い流水が刻んだ地形と、さらに岩の表面の水平な縞模様とが目を引く。光の当たり方が良いと、鮮やかな景色になる。
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もう一枚。光が乏しいので、三脚なしではどうしても少しぶれてしまう。
周りのツアー参加者には、一眼レフに三脚を付けて本格的な撮影をしている人も少なくなかった。
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Navajo族のガイドは、撮影スポットやカメラの設定(ISOやホワイトバランス)を色々と教えてくれる。
時折立ち止まって、「この岩は動物に似ている」とか、「この模様をバックに写真を撮れ」とか、解説が入る。
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奥に進むに連れて、前の時間帯のツアー客に遭遇することが増えて、狭い洞窟は人で溢れ返ってしまった。
平日でもこれでは、なかなか落ち着いて見物するのは難しそうだね。
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地面に水平な縞模様は、かつての川の流れや、今でも夏の雨の後で生じる鉄砲水が刻んできたもの。
他方、縦に水が流れたような跡(染みと言うべきか)は、雨水に直接削られて生じたものらしい。
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洞窟を進んでいくと、仕舞いには反対側から外に出て開けた場所に至る。
山の方から水が流れてくる経路の内、一部だけがこのような特殊な削れ方をしてAntelope Canyonになったのか。
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戻り道の途中、天井の狭い割れ目から太陽の光が中に差し込んで、光の帯がくっきりと見えた。
真上に太陽が来ないと、このように光が差し込まないので、これが見られる季節や時間帯は限られるそうだ。
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Upper Antelope Canyonの見物を終えて、車で少し移動する。
次は、よりPowell湖に近い方の、Lower Antelope Canyonを見物する。
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こちらも、Navajo族のガイドツアーでないと、見ることができない。
ジープではなく徒歩で洞窟の入口に向かう。
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地面に大きく開いた穴を、備え付けられた階段で下りたところが、Lower Antelope Canyonの入口。
Upper Antelope Canyonに比べて、こちらは早々にワイルドな気配が漂う。
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Lower Antelope Canyonは、Upperよりも谷が狭く、上り下りも何度かある。
人気というか集客数はUpperの方が上のようだけど、Lowerの方が静かで、より雰囲気のある探検を楽しめる。
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ちょうど良い時間帯にツアーが始まったため、こちらでも太陽の光の筋が天上から漏れてくるのが見えた。
ガイドが、光の筋がよく見えるようにと、地面の砂を掬って空中に巻いて撮影用のサービスをしてくれた。
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ただの通路なのだけど、手前と奥とで光の当たり方が違うので、奥行きを感じさせる構図になる。
一眼レフのカメラで、もっと鮮やかに撮れたら良かったな。
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Lower Antelope Canyonでは、終始このくらい狭い道を進んでいく。
なので、ツアーは一方通行で、入場できる人数も限られる。
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こちらのツアーでも、ガイドが面白い形の岩や、撮影ポイントを教えてくれる。
高い鼻と開いた口、これは鯨か何かの頭だと言っていた気がする。
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これは、何かのアニメキャラに似ていると言っていたかな。
個人的には、ぱっと見てのらくろを連想した。
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Lower Antelope Canyonの出口はこんな感じになっていて、人が割れ目から頭を出す。
こんな細い割れ目の下に、あのような神秘的な谷(というか洞窟)が穿たれている。自然の力は凄い。
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本当ならもっと沢山、綺麗な写真を撮って紹介したかったのだけれど、撮るのにだいぶ苦戦した。
これだけ普段からデジカメを使い込んでいるのに、実はあまり機能に詳しくない(いつもオートで撮っている)。
それ故、このような光の繊細な加減が生命線となる場所では、技術不足でなかなか上手に撮れなかった。
なので仕方なく、途中からは無理に撮るのを諦めて、なるべく多くを自分の目で見るように努めた。
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