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[Baseball - U.S.A.] New York Mets vs Miami Marlins (Sep. 12, 2018)

アメリカ出張の際にMLBを観戦した2試合目。
New Yorkで用事を済ませた夜、Citi FieldNew York Metsの試合があったので、これを観ていくことにした。
New YorkにはMetsとYankeesと2球団あるので、シーズン中、大体の日には少なくとも一方が本拠地で試合をしている感じで、こういうときに「折角訪れたのに、日程が合わず試合が観られなかった」ということがあまりない。

ただ、あまり時期が良くなかったというか、この試合、悲しいくらい消化試合だった。
National League東地区において、今季、Miami Marlinsは最下位をひた走り、Metsもそれよりはマシだがずっと借金生活で現状も4位。いずれもポストシーズン進出の望みはとっくの昔に絶たれていて、あとはシーズン終了を待つだけ。
MLBの場合、ポストシーズンを諦めたチームは、主力を放出したり(→対価として若手の有望株をもらう)、そうでなくても露骨に若手起用に切り替えたりして、あまり目の前の試合の勝利を求めなくなる。

特に応援していないチーム同士の試合で、(今は)無名の選手だらけで、試合そのものが盛り上がりにくいとなると、観戦のモチベーションはちょっと落ちる。平日の試合で、球場もあまり客が入らないだろうし。
せめて、高いレベルの野球が見られるよう、あわよくば拮抗して選手達の意地が見られるような試合になるよう。
そんな淡い期待を抱いて、雨の中を球場に向かった。



試合開始の予定時刻の1時間ほど前に、Metsの本拠地であるCiti Fieldに到着。
ここに来るのは2回目。前回は2年前のSubway Seriesだった。あの時と違って、今日は球場周辺がだいぶ静か。
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来る直前に球団のWEBサイトで「試合開始遅延」との告知があった通り、内野にはシートが被せられており、グラウンドに選手達の姿も見えない。雨は小降りなので、その内試合が始まるとは思うけれど、いつになるのだろうか。
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傘がいらないくらいになり、霧雨程度になっても、なかなか試合が始まる気配がない。
スタンドで寝ていたら、21時過ぎになってようやく「21時45分に試合開始」とのアナウンスがあった。
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グラウンドの整備が急ピッチで行われる。
シートを被せておいたため、ぬかるんでいる場所はなさそうで、念のため砂を足しておくくらいのものだった。
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選手達がウォーミングアップをしていると、急にアメリカ国歌の独唱が始まった。
2日前のMinneapolisでは、歌い手の紹介とかきちんと前振りがあったのだけど、球場ごとにやり方が違うのか。
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そして、ブルペンからMetsの先発バッテリーが引き上げてきた。今日は3本柱の1人であるWheelerが先発する。
既に10勝している彼とSyndergaard、防御率1点台のdeGromを擁しながら、なぜMetsはこんな順位に低迷するのか。
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本当に夜21時45分に試合開始。依然として霧雨程度の雨が降っている。
Wheelerは「早く帰りたい」と言わんばかりに、テンポ良くストライクを投げ込み、どんどんアウトを積み重ねていった。
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Metsは生え抜きスターのWrightが故障により長期離脱中、主力外野手のCespedesも同じく怪我で今季絶望。
今日出ている中で最も人気だったのは、ベテランのReyesだった。MLBで16年目、もはや懐かしい名前にさえ思える。
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2回裏、無死二塁から、そのReyesの適時二塁打でMetsが先制。
この回さらに集中打で3-0とし、早々にMetsが優位に立った。
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今夜のWheelerは、投球も冴えていたが、打席での働きも見事だった。
2回裏は犠打を決めて追加点に貢献し、続く2つの打席では安打を放っていずれも本塁を踏んだ。
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4回裏もReyesの出塁から。足を警戒されて、何球か牽制を受けた。
MLB通算で500個以上の盗塁を記録している、往年のスピードスター。今も俊足は健在の模様。
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で、走者に気を取られていて、打者との勝負がおろそかになると、大抵、痛打をくらうもの。
一死一三塁から1番のRosarioが3点本塁打。これでMetsが6-0とリード。ほぼ試合は決まった。
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試合が決まってしまったので、試合中の一場面を写す。
MLBの審判による見逃し三振のポーズ。日本の「敷田の卍」のような、特徴的なポーズもあるのあろうか。
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MetsのマスコットのMr. Metsが出てきた。
相変わらず、ひと目見るだけでいらっとする顔だ。
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Marlinsの2番手投手のMeyer。イチローの次の51番はこいつのようだ。
こいつが6回裏に7失点の大炎上。帰りがさらに遅くなるから、ちょっといらいらした。
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7回裏を迎えて、Seventh Stretchなんだけど、全然球場に客がいない。1000人いるかどうか。
平日、雨天、試合開始が大幅遅延、消化試合、等々の要素が重なり、悲惨な客入りの試合になってしまった。
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もう13点差が付いているのだから、守備シフトなんか敷かなくて良いだろうと思ったが、やるんだな。
このシフト、Marlinsは内野全体が一塁側に寄せるのではなく、三塁手が一塁手と二塁手の間に動くことで組んだ。
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Mets打線が派手に打ちまくる中、Wheelerは淡々とストライクを投げ続け、それで抑え続けた。
8回を投げきってまだ89球。9回も投げて完封を目指すかと思われたが、ここで余力を残して降板となった。
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ようやく試合が終わる間際。日付が変わって0時15分くらい。
日本で野球を観てきて、途中で日付が変わった試合は記憶にない。貴重な経験をさせてもらった。
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色々と「やらされてる」感の強かった消化試合。先に点を取った方が大勝する、というありがちな展開だった。
この後、歩いてホテルに戻り、翌朝は5時起きで日本への帰途に就いた。
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試合自体について、あまり語るべきことはない。
Metsがよく打ちましたね、Wheelerは見事な投球でしたね、Marlinsはやる気ゼロでしたね、というくらい。
両チームを合わせて、こいつは覚えておこうと思えた選手も特にいなかったな。

この試合に関しては、大幅な開始遅延というのが最も印象に残った。
MLBは試合日程が厳しい。一般に、4月頭から9月末までで各球団162試合をこなす。
日本の野球のように、10月の前半にまとまった予備の期間があるわけではない。
だから順延というのが好ましくなく、簡単には試合が中止にならない。待って天気が回復しそうなら何時間でも待つ。
それでも中止になったら、シーズン序盤からでもばんばんダブルヘッダーを行う。実はこの日も、前々日の試合が中止になったことを受けて、昼間に試合を追加してダブルヘッダーになっていた。またしても雨で第1試合が中止になったけど。

球団数が多くて、同一の対戦カードが何回もあるわけではない(特に異なる地区同士の場合)。
それに、移動距離がやたら長くなることもある。同地区のNew YorkとMiamiでも、飛行機で片道3時間以上かかる。
だから、簡単に「また来てね」とは言えないんだな。
改めて、MLBは過酷だ。
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