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[海外旅行-02] U.S.A. - Las Vegas & Grand Circle その7

Monument Valleyは、よく映画に登場するらしい。
荒野にところどころビュートが突き出ている、この特徴ある景色は、確かに背景として使えば絵になる。
使い道としては、西部劇のような未開のアメリカを描く作品と、地球外惑星や伝説の地といった異世界を描く作品が多い。
自分はあまりアメリカ映画を観ないので、残念ながら映画でぴんと来るものはなかったのだけど、21世紀を迎えてなお、100年前や200年前、もしかしたら1000年前と同じ景色が残っているこの場所は、やはり特別な舞台なのだろう。

個人的に興味深かったのは、これも有名な話らしいのだけど、Navajo族が映画の撮影に協力してきたということ。
彼らの居留地の中にあるこの場所では、彼らの許可や物資調達への協力がないと立ち行かないのは想像に難くない。
しかしそれだけでなく、Navajoの人々はしばしば、映画の製作スタッフや登場人物としても雇われていたそうだ。
人材の現地調達とか、収入資源の限られていたNavajo族への生活支援という趣旨だったという。
西部劇の第一人者であったJohn Fordに、特にそういうNavajo族との逸話が多い。

今回のジープツアーのガイドも、作品名は忘れてしまったけれど、「俺も映画に出たことがあるぜ」と言っていた。
日本に帰ったら、DVDでも借りて、有名な西部劇の映画を観てみたくなった。



Grand Canyon国立公園から概ね2時間30分のドライブで、Monument Valleyに到着。
途中で急に大きな雨雲が現れて、一時は視界が利かないくらい強く雨が降って、着く頃には上がったというか雲を抜けた。
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有名なMonument Valleyの有名な宿、The View Hotelに泊まる。
このホテルもNavajo族の居留地にあり、ホテルもNavajo族が運営している。
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名前の通り、Monument Valleyを見渡す丘の上に建っている。
その景色は後で載せるとして、裏に回ってみるとこんな感じ。カメレオンのように、建物の色は周囲の地面と近い色。
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ロビーに入ると、中はこんな感じ。
Navajo族の伝統文化っぽいものがそこかしこに飾られている。
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部屋に入る。結構な金を取るだけあって、しっかりした内装になっている。
ちなみにこのホテル、GWやお盆休みや年末年始の時期には、日本人だらけになるらしい。
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そして、これがThe View Hotelの客室からの眺め。
Monument Valleyと言えばこの風景、という眺望がいきなり飛び込んできた。
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ホテルには小さな博物館が併設されていて、Navajo族の文化や歴史が紹介されている。
興味を引かれたのは、米軍の兵士として太平洋戦争の沖縄戦に従軍したという者の回想のコーナー。
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ホテルのレストランで夕食にする。
まずはいつも通り、スープとサラダから。
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メインに注文したのはピザ・・・ではなくて、Navajo Tacoという料理。
ふわふわのナンの上に色々と具が乗っていて、確かにTacosに似ている。特に伝統料理という訳ではないらしいが。
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5日目の朝、必ず見るべしと言われていたMonument Valleyの日の出を拝む。
まだ雲が結構残っていたのだけど、地平線のところで途切れていて、僅かな隙間から太陽が見えた。
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今日はMonument Valleyの谷に下りていくジープツアーに参加する。
これもやはり、Navajo族のガイドが案内するもの。
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あまりValley=谷という感じはしないけれど、確かにホテルがある丘よりは低く広がる一帯がある。
ジープは連なって谷の方へと進んでいく。(谷の中の回る順番はガイドによって異なる。)
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Monument Valleyというと、ビュート(butte)と呼ばれる突き出たような丘が有名だけど、谷には他にも色々ある。
まずは、John Ford's Pointと呼ばれる、映画監督John Fordのお気に入りの撮影ポイントへ。
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ビュートになった岩山や、なりかけの岩山が、荒野に点在している。
その絶妙なバランス、疎でも密でもない配置が、ともすれば殺風景な景色を芸術の域に高めている・・・のだろうか。
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谷の奥の方に進んでいくと、驚いたことに天然のアーチがあった。
Arches国立公園で見られるものには及ばないかも知れないけれど、アーチが出来る仕組みは全く同じようだ。
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ジープで未舗装路、ときには道なき荒野を進んでいく。
ある程度奥の方は、Navajo族のガイドなしには入れないので、ツアーに参加するのが無難なのだろう。
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崖の下に、先住民の残した遺構と思われる建造物を見付けた。立ち入り禁止の柵があって、これ以上は近付けず。
昔はこの地に、Navajo族でない他の民族が住んでいたらしい。
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壁画もあった。なぜか仰向けに倒れて描かれているけど、笛を吹く人の絵が刻まれていた。
景色が良いとだけ思っていたMonument Valleyには、実は先住民の遺跡という側面もあったのだ。
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川も池もない荒野だけれど、雨が降れば水が流れるような場所には、ある程度の高さの木も生える。
本当に雨が降ってきたときは、鉄砲水になって結構危ないらしい。昨日の雨の間は、この谷は立入禁止だったそうだ。
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ビュート(butte)のなれの果てというか、浸食が進んで末期になった姿も見られる。
Bryce Canyon国立公園の尖塔群のようなフードゥー(hoodoo)にも似ている。浸食の仕組みは多分同じようなもの。
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Monument Valleyを旅行する人へのアドバイスを1つ。
Navajo族が主催するツアーは、2人以上でないと申し込めない。
正確には、2人分の料金を払えば1人でも参加できるようだけど、それもあまり気分の良いものではない。
今回はたまたま、一人旅をしている人と同じタイミングで申込みに行ったので、ではご一緒にということで参加できた。
一人旅で訪れようとしている人はご注意を。
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