[Marinos 2018] vs 鹿島アントラーズ(H)(J1-11)

Jリーグ創設から、一度も下部リーグに落ちたことがないのは、マリノスと鹿島だけ。
この事実は、我々が思っているよりも、重いものなのではないかと、この試合を前に考えてみた。

単純比較はできないものの、他国リーグでもこのようなクラブは実に少ない。
Manchester Unitedでさえ二部落ちを経験しているし、Bayern Munchenはリーグ創設時のメンバーではない。
欧州主要リーグでは、SpainのReal MadridとFC BarcelonaとAthletic Bilbao、GermanyのHamburger SV、ItalyのInternazionale Milanoくらいのもの。EnglandとFranceには、そのようなクラブは1つもない。
ざっと調べたところ、Jリーグと同等以上の歴史があるところでは、1国に1クラブくらいずつしかない。

今現在、この記録に大きな価値があるとは思っていない。
しかし、今後Jリーグの歴史が積み重なり、50年、100年と続いたとき、「Jリーグ創設時から一度も下部リーグに落ちたことがない」という栄誉を保持している可能性があるのは、マリノスと鹿島だけ。その可能性に価値がある。
当たり前のことながら、今後他のクラブがどんなに勝利を積み上げようと、この栄誉を手にすることはできない。

そのような栄誉を、将来振り返ったとき、それは伝統という無形の財産になる。
ベイスターズの池田前社長も言っていた通り、伝統はどんなに金を積んでも手に入れることができない。
そして、チームの強さにはどうしても波があるのに対して、伝統というのはクラブにとって普遍的な価値がある。
縁あってマリノスを応援する者として、強さを求めるだけでなく、この積みあがる伝統をも大切にしたい。



今日は夜の試合なので、試合前の食事は午後遅めにゆっくりと。それゆえ、昼から夜まで通し営業している店を選ぶ。
久しぶりに野毛の「センターグリル」を訪れた。いつの間にか、隣(左側)の建物と一体に増築されていた。
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定番の「特製浜ランチ」。オムライスとチキンカツと野菜。
これを試合前に食べたときの勝率は、ちょっと頭の中にデータがない。今日の試合次第だな。
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キックオフの1時間30分と少し前、日産スタジアムに到着。
いつもより少し早く着いたのは、冷やかしで申し込んだ選手サイン会に当選してしまったため。
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取り合えず、いつもの場所。4週連続でここ。
もうだいぶ日が沈んでいたので、今日は眩しくない。でも、急激に気温が下がってきて、少し寒かった。
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サインはこちら。ベンチ外の選手から、今日は和田(29番)とBabunski(33番)が選ばれた。
慣れないもんで、1人からしかもらえないと思っていて、色紙は1つだけ。サインが向き合う、妙な図式になった。
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今日はBoumalが負傷欠場で、外国人枠に空きがあるのに、Babunskiはベンチ外になってしまった。
心中穏やかでないだろうが、笑顔で1人1人にサイン対応し、力強い握手もしてくれた。プロだなと思った。
英語で言葉を交わすことができた。「腐るなよ」って咄嗟に英語にはできなかったが。
和田ともども、メンバー復帰を待ち望むし、たとえこの先どこかへ行っても(※川崎以外)ずっと応援するよ。


暗くなる頃にウォーミングアップが始まった。
今日は伊藤がスタメンで、トップ下に入ると見られた。守備ではなく攻撃に梃子入れするのがAngeらしい。
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アウェー側ゴール裏の鹿島サポーター。
向こうがマリノスをどう思っているかは分からないが、横浜でも鹿嶋でも、より多くのファンで対決を盛り上げたい。
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ゴール裏のマリノスサポーター。今日はビッグジャージが4つ。内側の2つは2000年代前半かな。
10年以上もどこかに保管していたのだろうか。これも積みあがる伝統、ということか。
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さて、試合が始まる。今日は新人の山田がリーグ戦で初スタメン。
カップ戦での高評価からリーグ戦のメンバーに割って入る。昨年の山中や扇原と同様、良い流れだ。
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1対1の競り合いで、山中が体を張ってボールを奪う。
今日は、やや荒い鹿島のコンタクトプレーに対しても怯まず、各選手に球際での気迫を感じた。
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左サイドの崩しから天純が縦に抜けてシュート、そのこぼれ球を渓太が反応良く押し込んで先制。
2点目の天純ともども、前回の対戦に続く得点を挙げた。これは、頼もしき鹿島キラーの誕生か。
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何度か危ない場面はあったものの、それ以上に鹿島のぐずぐずなプレーが目に付いた。
判断は遅い、しょぼいミスが多い、流れを悪くするファウルも多い。今日は鹿島らしくない出来だった。
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今日はLeo Silvaに存在感がなかったな。寄せて奪う動きに切れがないし、後追いになる余計な走りが多かった。
スタジアムへの道中、鹿島サポーターがこぼしていた「レオは中2日厳しいと思うんだけど・・・」の通りだったか。
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ただし腐っても鹿島。それなりに決定機は作ってくる。
決められていたら、悪いなりに勝たせてしまったかも知れない。飯倉の貢献は今日も大きかった。
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2-0と良い展開で後半を迎える。
広島戦や札幌戦の轍を踏まないよう、立ち上がりから締めていこう。
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渓太はフル出場で攻守に働いた。上下動は相変わらず良い。問題は横方向の動きとプレーの選択。
最近思うのだけど、渓太は齋藤学ではなく坂田大輔の系譜、つまりWGではなく中央でより生きるのではないだろうか。
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途中交代で右WGに入った仲川(※渓太は左WGへ)。
今日も右サイドで見せ場を作り、マチの3点目をアシストした。ようやく1つ、結果が出たね。
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今年は得点のペースが上がったからか、Hugoの働きが2割増しくらいになった気がする。
終盤の体力的に厳しい時間帯でも、五分のボールを懸命に追って、相手に流れを渡さなかった。
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最後まで緩まず、3-0で快勝。
金井に抱きつく若い山田と、それを笑顔で見守るベテラン飯倉。良い光景です。
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久しぶりに、日産スタジアムにトリパラが回る。
自分も今季初めてトリパラを回した。週末のホームゲームにしか持っていかないので。
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3-0というスコアは望外の結果。
今日は札幌戦とは逆に、ボール支配率、枠内シュート、CKの全てで鹿島を下回った。
マリノスが目指す主導権を握り続けるサッカーという観点からは、手放しでは喜べない内容だったのは事実。
それでもスコアの上で完勝できたのは、1つに選手達の奮起、もう1つに鹿島の出来の悪さがあったと見ている。

引き分けたが大量失点した湘南戦も含め、ここ最近、リーグ戦では不甲斐ない試合が続いていた。
選手達のコメントからも、忸怩たる思いは伝わってきていた。
そんな中で、今日は鹿島相手にホームで夜の試合という、テンションを上げるには格好の要素が集まり、選手達は奮起してくれた。戦術的に未熟な部分は仕方ないとして、局面での集中力とハードワークを保って戦った。
今日は、安い失点を喫しそうな雰囲気はなかった。

鹿島は、どうしちゃったのだろうと思えるくらい、鹿島らしくなかった。
マリノスの弱点を突いてくるでもなく、自分達の攻撃の形ができているでもなく、それでいて技術的なミスを連発。
天敵の土居と守備の要の(はずの)昌子の欠場もあり、緩んだらやられるといういつもの怖さを感じなかった。
まあ、上手くいかないときはどのチームにもあるもの。良いタイミングで対戦できたと喜んでおこう。
彼らはACL疲れもあるのだろうな。川崎やセレッソと違って、ACLにも全力で取り組んだから。

そんなこともありつつ、とにかく、ホームで鹿島に勝った。これは素晴らしいこと。
無理矢理にでもこれを弾みにして、「15連戦」の残りを良い形で走り抜けたい。
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