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[海外旅行-02] U.S.A. - Las Vegas & Grand Circle その3

アメリカの旅行、特に国立公園のある田舎を訪れるには、レンタカーが欠かせない。
飛行機で大きく移動して、空港から目的地まではレンタカー、これが基本パターンになる。
日本と違って、電車やバスといった公共交通機関が全然発達していないので、たとえ世界的に有名な観光地(Grand CanyonMonument ValleyYosemite国立公園など)を訪れるにしても、最寄りの空港からは車で移動するしかない。
日本を離れて改めて、日本の鉄道網や路線バスの偉大さを感じたのだった

日本では完全なペーパードライバーだったので、最初は運転の仕方もだいぶ怪しかった。
こちらは右側通行だし、交通規則も違う部分があるし、距離の表記が全部マイルだし、戸惑うことが多かった。
何度か旅行する内にだいぶ慣れてきて、国立公園など田舎の旅も楽しめるようになってきた。



Las Vegasで2日目の朝を迎えた。
昨夜はだいぶ歩いたし寝るのも遅かったので、今朝はだいぶ眠かった。
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シャトルバスでMcCarran国際空港に戻り、さらに空港のレンタカーセンターに移動する。
Las Vegasらしく、ここにもスロットマシンが並んでいる。
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今回の車は、三菱のミラージュだった。
これから約1週間、こいつのお世話になる。
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Las VegasからGrand Canyonまで、真っ直ぐ向かうと4時間強くらい。
荒野の長時間ドライブの前に、ちょっと寄り道。Grand Canyonを流れるColorado川を堰き止めるHooverダムへ。
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Colorado川は、大陸分水嶺であるRocky山脈を水源に、南西へと流れて最後はMexicoCalifonia湾に注ぎ込む。
水資源の乏しいアメリカ西海岸は、この川から水を引くことで今日の繁栄を築くことができた。
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Colorado川はNevada州Arizona州の州境になっており、かつこの両州の間には1時間の時差がある。
この堰堤の向こう側が午前10時のとき、この堰堤のこちら側はまだ午前9時ということになる。
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もっとも、Arizona州はサマータイムを行わないため、その期間はNevada州のみ時計の針が1時間進み、その結果、両州の時差がなくなる。なので、4月に訪問した今回は、堰堤の両側で時差はなかった。
アメリカには、日本にはないサマータイムがあり、(Hawaii州Alaska州を除いた)本土だけでも4つの標準時があり、しかも州の中にはこうしてサマータイムを行わないところもある。時間というものがとても複雑になっている。


HooverダムがColorado川を堰き止めることで、ダム湖であるMead湖が出来上がった。
地表が綺麗に白黒に分かれている線は、湖の水位が最大でどこまで上がるかを示す。
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これは、Mead湖(右側)の水位が一定の水準を超えるとこちらに水が流れ込むようになっていて、川の流れに並行する奥の巨大パイプからどこか下流へと水を逃がす、それによりダムの決壊を防ぐ仕掛け。
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少し離れた展望台から、Mead湖の別の部分を見下ろす。
こちらは、ダムからは離れた穏やかで安全な場所で、ヨット遊びができるようになっている。
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Hooverダムへの寄り道を終えて、いよいよGrand Canyonへと向かう。
その前に、世界遺産でもあるGrand Canyonについて、まず簡単に説明しておこう。

Grand Canyonは、Colorado川の流れによって、長い時間をかけて侵食された大きな渓谷。
なぜこんなにも大規模な浸食になったかというと、浸食が始まった後に地殻変動で一帯が隆起していったため、削っても削っても谷が深くならず、相当に広く削った末にようやく安定した巨大な谷ができたから、と言われる。

現在、Grand Canyonと呼ばれる大渓谷は、大昔に削られた地形の名残であって、今はもうColorado川とは縁遠い。
そして、その大渓谷の中心を、意外に細々と(しかし時に荒々しく)流れるColorado川が、Grand Canyonのごく一部を今も淡々と掘り進めている。これを指して、大渓谷の中の小渓谷(Canyon in Canyon)と言うこともある。


途中、ガソリンスタンドでの休憩をはさんで、約4時間のドライブで、Grand Canyon国立公園の入り口に着いた。
慣れてきたとは言え、運転は得意ではないので、長時間のドライブはとても疲れる。
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Grand Canyon国立公園の入口ゲート。
平日だというのに、どんどん来園者の車が詰めかけて、軽く渋滞していた。
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Grand Canyon国立公園は、渓谷を挟んで南北両側に観光拠点がある。今来ているのは、South Rimすなわち南岸。
South Rimには色々な施設や見所が点在しているので、まずは軽く予習しにVisitor Centerを訪れる。
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Grand Canyon国立公園の観光案内所と、Grand Canyonの成り立ちや生態系を説明する展示室とがある。
面白そうな場所はどこか、昔の写真はないか、と探しながら軽く見て回る。
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これはGrand Canyonの模型図のようだ。
緑色の部分が現在の地表、茶色の部分が長い時間をかけて削られた部分、真ん中の川がColorado川。
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South Rimには、Grand Canyonの渓谷を北側に見下ろす展望台がいくつもある。
ここはVisitor Centorに最も近いMather Point、さすがに訪れる人が多い。
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Mather Pointから見渡す、初めて見るGrand Canyonの渓谷。
大きく削られた大渓谷は見渡せるものの、真ん中の割れ目の下にあるColorado川は、ここからは見えない。
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South Rimの崖のへりに沿って西の方に歩くと、次の展望台であるYavapai Pointがある。
展望台によって、見える角度や見え方が異なるので、1つずつ回っても飽きない。
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国立公園内の車での移動を減らすため、園内にはシャトルバスが何系統か走っている。
展望台を巡っている内に駐車場から離れてしまったので、シャトルバスで戻る。なかなか便利だ。
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ある程度の大きな国立公園では、来園者に食料や土産物、アウトドアグッズを売るgeneral storeがある。
Grand Canyon国立公園のgeneral storeは、街のスーパーマーケットくらいの大きな店だった。
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何かGrand Canyonの土産物を買っていこうと物色していたら、こんなリュックサックを見付けた。
このくらいの大きさのリュックは持っていなかったので、今後のトレイル歩きに使えると思い、買うことにした。
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Grand Canyon国立公園には、2日目の午後から4日目の昼過ぎまで、概ね丸2日滞在した。
上から渓谷を見渡すだけでなく、トレイルを歩いて谷を下ってみることもした。
写真も色々と撮ったので、何回分かの記事を割いて、色々と紹介してみたい。
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