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[Baystars] vs 福岡ソフトバンクホークス(V) (Oct 28, 2017)

なんとベイスターズが日本シリーズに出場することになった。
巨人との3位争い、阪神・広島とのクライマックス・シリーズを勝ち抜き、3位からの「下剋上」で最後の舞台に進出。
短期決戦の勝負強さに酔いしれ、快挙に大喜びする一方、3位なのに本当にいいのかと戸惑う部分もある。

低迷していたチームが、強くなるためにクライマックス・シリーズ進出を目標に掲げ、昨年は初めてそれを達成すると、今度はクライマックス・シリーズを勝ち抜くことがチームの目標に変わった。(本当は、リーグ優勝して出たかったが。)
なので、日本シリーズは、目指していた舞台というより、目標を達成した結果辿り着いてしまった舞台といったところ。
でも出場する以上は、どういう野球をするにせよ、本気で強敵にぶつかってみよう。
正直、勝てる相手とは思えないけれど、負けたとしても、悔しさなり無力感なりがチームをもっと強くする。

で、折角の晴れの舞台なので、日本シリーズの試合を観たいと思った。
ハマスタでの試合は、先行抽選販売に申し込んでチケットを当てた。クライマックス・シリーズを突破した夜のこと。
その後の一般販売の際に、もう1試合観たいと思い、折角なら敵地での試合もと思い、どうにか購入に成功した。
日帰りできないので宿も必要だったが、これはクライマックス・シリーズ中にこっそり予約しておいた。
行かないことになったら、2日前(チケット一般販売の日)までは無料でキャンセルできるので。



ヤフオクドームこと「福岡ヤフオク!ドーム」に到着。試合開始の1時間前くらい。
まだ大学生の頃に、青春18きっぷで九州を放浪したときに立ち寄ったことがあり、それ以来の訪問になった。
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三塁側のS指定席から観戦。ベイスターズファンもところどころいた。
外は雨が降り続くも、ドーム球場ならば影響がないので助かる。
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チケットについて余談を少々。
一般販売は日本シリーズ初戦の2日前である10月26日だった。
午前10時に購入に着手するも、なかなか回線が繋がらず、15分くらい粘ってどうにかこの第1戦のチケットを得た。

他の試合はどうかな、と見てみると、ハマスタ開催の第3戦から第5戦は既に完売。
他方で、ヤフオクドーム開催の試合は、三塁側を中心に、4試合ともまだチケットが余っていた。
(第7戦に至っては、午後に見たときもまだ残っていた。)

昨年の東京ドームでのクライマックス・シリーズの試合と同様、初めてだかとても久しぶりだかの出場に燃えるベイスターズファンと、何度も出場していてマンネリ化している相手ファンとの温度差の違いが、如実に現れた格好になった。
そして、相手ファンの、「第7戦までもつれるわけねーだろ(笑)」という声が、聞こえてくるようだった。


ベイスターズのシートノックが行われていた。
クライマックス・シリーズを勝ち抜いてきたこの横浜ブルーが、とても誇らしく見える。
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遠路遥々、横浜からDBスターマンも福岡まで帯同して来ていた。
日本シリーズとか、ヤフオクドームとか、ちょっとびびっていたけれど、こいつを見て少し和んだ。
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日本シリーズ初戦なので、試合前のセレモニーがある。(2戦目以降もやるのかな?)
うーん、あっちのユニフォーム、何だかすげー強そうだぞ。
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試合開始の直前に、メンバー表交換の「儀式」を行う両チーム監督。
福岡ソフトバンクの工藤監督は、選手として2007年から2009年までベイスターズに在籍していた。
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1回表、2番柴田に続いて4番筒香も四球で出塁する。
立ち上がり不安定な千賀を、しかし攻めきれず、日本シリーズの流れを手繰り寄せる大きな好機を逃した。
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1回裏、ベイスターズの先発投手の井納は、先頭打者の柳田に安打され、無死の走者を出す。
って言うか、今季怪我するまで三冠王の勢いだった柳田が、なんで1番なんか打ってるんだよ。
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犠打で得点圏に進められ、3番のDespaigneの適時打であっさり先制される。
初回からいきなり、福岡ソフトバンクはやっぱ強いなと、思い知らされる展開になった。
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これは3回裏、内川の打席。色々あったけれど、彼も元ベイスターズなんだよね。
彼と一緒にプレーした選手は、今のベイスターズ(日本シリーズのベンチ入り)には誰もいないのだけれど。
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5回表、相手失策で出塁した乙坂が、続く倉本の右前安打で一気に三塁を陥れる。
タイミング的には危なかったが、送球が少し浮いたところを、上手く回り込むスライディングでタッチを避けた。
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続く桑原の併殺崩れの間に1点を返して、1-3とした。
さらに二死からLopezが強い打球を飛ばしたが、中堅手の柳田が追い付いて捕球した。
抜けていたら、ベイスターズの流れになっていたかも知れない。残念だ。


5回裏、試合が大きく動く。井納が制球を乱し、1点追加されてなお無死満塁というところで、田中健二朗に継投。
しかし田中がさらに誤算で、2つの押し出し四球など大崩れで6点を献上してしまった。
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試合の途中で気付いたのだけれど、内野席に小さなステージがあって、時々チアガールが出てくる。
何でか分からないけれど、スタンドの中に入ってくると、急に安っぽく思えてしまう。自分だけか?
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7回表、ベイスターズのラッキーセブンに、ハマスタで使う青のジェット風船が飛ばされる。
外野席のビジター応援席にあれだけ、内野席にもちらほら。往路の新幹線でも、何人も同志を見かけたよ。
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7回裏、今度は福岡ソフトバンクのラッキーセブン。
先程のビジター応援席以外が、黄色のジェット風船で一色に染まり、甲子園のような迫力だった。
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8回表、先頭の柴田の打席で、近くにファールが飛んできた。
落下点の男性が弾いたボールが、たまたま自分の席に転がってきた。思いがけぬお土産を得た。
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1-10のまま試合は進み、9回表も二死無走者。
試合が終わろうかというそのとき、福岡ソフトバンクは元ベイスターズの寺原に継投。うーん、遊ばれてるな。
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若手のホープである細川が代打で安打を放ち、倉本も続いたが、桑原が倒れて試合終了。
これは、試合が終わる直前の様子。福岡ソフトバンクが勝ったときに飛ばす、白いジェット風船がスタンバイ。
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勝利監督インタビューに続いて、ヒーローインタビューは先発投手の千賀。
奪三振が少なく、本調子には見えなかったけれど、要所で投げる150km/h超の速球に手が出なかった。
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セレモニーの最後は勝利の花火。ハマスタに似てるな。
天気が良ければ、ドームの屋根を空けるらしい。きちんと機能する開閉式ドームって、日本ではここくらいか。
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途中まではじわじわと実力で押され、5回裏に破綻して試合が終わってしまった。
5回裏まででも、千賀になかなか手が出ず攻撃が短いベイスターズと、毎回のように塁上をにぎわす福岡ソフトバンクとでは、野球の質というか強さが全く異なる印象を受けた。何となく分かっていた現実を、くっきり見せ付けられた。
交流戦ですらなかなか歯が立たなかったのに、今日はあのとき以上の強さを感じた。
いわゆる常勝軍団の、大舞台での本気というのを見せてもらった。

対するベイスターズは、実力差もさることながら、雰囲気に飲み込まれてしまった。
敵地の雰囲気もさることながら、日本シリーズという大舞台の雰囲気に。
大一番に強い印象の井納ですら、ボールのコントロールがままならず自滅してしまった。
単に制球が悪いというのでなく、投げているボールそのものがおかしかった。(だいぶシュート回転していたらしい。)
野手も、全くバットが振れていなかった。体が縮こまっていたかのよう。
直前までクライマックス・シリーズの激闘を繰り広げて、試合勘は十分だったはず。
ほとんどの選手にとって初めての舞台は、簡単なものではなかったか。

悔しいけれど、これが舞台慣れも含めた実力の違い。
そもそもこちらは、セリーグの3位のチームに過ぎない。そうそう勝てるものではない。
ただし他方で失うものは何もなく、この大舞台と強敵から、得るものは沢山あるはず。
苦しい試合が続くならば、思いっきり苦しめば良い。それを糧にして、また前に進めば良い。
でも、やられっ放しで終わるのも面白くない。
第3戦からハマスタに戻ったら、本拠地で一矢報いたいではないか。
二矢でも三矢でも良い。ここまで勝ち上がってきた横浜の意地を見せてほしい。
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テーマ : 横浜DeNAベイスターズ
ジャンル : スポーツ

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