[Baystars] vs 福岡ソフトバンクホークス(H) (Nov 1, 2017)

日本シリーズの観戦2試合目。
本拠地ハマスタでの第4戦を選んでチケットを手に入れた。
クライマックス・シリーズの途中で先行抽選販売に申し込んで、日本シリーズ進出を決めた直後に当選通知が来た。
第4戦を選んだ理由は、どんな展開でも4試合目までは確実に行われること、サッカーの習慣に合わせて平日の観戦なら水曜にしたいこと、それから、一緒に観戦する友人の都合はこの日が最も良かったこと。
ホームとビジターとで1試合ずつ観ることができて、現地観戦好きとしては満足な日本シリーズになった。

ベイスターズは、第1戦で大敗した後も、第2戦と第3戦を接戦で落として3連敗。早くも剣が峰に立たされた。
第1戦は、大舞台と敵地の雰囲気に飲まれた感じで、ある程度は仕方がなかった。
第2戦と第3戦は、純粋に力負けだった。いずれも1点差ながら、試合のペースは終始福岡ソフトバンクだった。
ベイスターズが勝つには、ある程度得点を取らなければ難しくなるが、福岡ソフトバンクのほとんどの投手は球威があって余計な四死球を出さず、守備も(Despaigne以外は)とても堅い。そして、MoineloとSarfateは、ありゃ打てない。
先手を取って攻め立てるベイスターズの野球を取り戻せるか、一矢報いることができるか。
今季最後の試合になるかも知れない第4戦に臨んだ。



試合開始の45分前くらいに、横浜スタジアムに到着。
2週連続で平日の夕方に抜け出すのは、なかなか厳しい。今日は特別な試合なので、そこをどうにか。
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今日は三塁側の「DB応援FA指定席」から観戦。
本当はSS指定席が良かったのだけれど、第1希望で登録したが外れ、第2希望のこの席が当たった。
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外野でキャッチボールを行う筒香。奥は乙坂。
安打は出てるのだけれど、まだ長打がない。このチームは、筒香が長打を打てば波に乗れる。今日こそ一本。
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普段の試合よりもやや遅く、18時30分に試合開始。
福岡ソフトバンクは今日も1番に柳田を起用し、いきなり難敵を迎えることになる。
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ベイスターズの先発投手は、この剣が峰の局面で新人の濱口を起用。
重圧で硬くなっても不思議でないこの試合で、しかし濱口は快刀乱麻の好投を見せる。
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柳田は抑えたが二死からDespaigneを歩かせ、暴投で二塁に進め、打席に4番内川というピンチ。
しかしここは、高めに浮いた変化球を内川が打ち損じ、どうにか無失点で初回を切り抜けることができた。
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1回裏、ここまで日本シリーズ無安打の1番桑原が、ようやく初安打。
当たりは昨日の6回裏の右直の方が良かったが、今日は右翼手の中村が割とあっさり諦めてくれた。
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3回表、先頭の高谷に死球、犠打と進塁打で二死三塁のピンチ。
しかし濱口は怯まず、今宮を力で捻じ伏せた。今宮も日本シリーズはまだ1安打。このまま寝ていてほしい。
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日本シリーズということもあってか、普段の主催試合よりは少々イニング間の演出が控えめだった。
まぁ、他の球場と比べて、普段が賑やかすぎるので、このくらいで丁度良いのかも知れないが。
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5回表、やや不運な振り逃げで先頭の松田を出塁させた。無死一塁から牽制球を投じた場面。
濱口は次の川島を落ち着いた守備で併殺に打ち取り、この回も無失点で終えた。5回を終えて未だ無安打投球。
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5回裏、ようやく均衡を破る。先頭の宮崎が本塁打。待望の先制点を挙げた。
打球が上がった瞬間からの、ハマスタの雰囲気は、最高だった。やっとそういう展開になった。
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なおも梶谷と高城の連打で無死一二塁とし、打席に8番の濱口。
三塁は封殺がある難しい場面だけれど、三塁線に転がす犠打を1球で決めた。これが攻撃の流れを繋いだ。
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一死二三塁から、9番倉本の右翼手への犠飛で1点を追加。2-0とした。
この日本シリーズ、しょうもない失策もあったが、倉本の打撃は好調が続いている。
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7回表、福岡ソフトバンクのラッキーセブン。黄色のジェット風船が踊る。
ハマスタではビジター応援席はあんなもん。三塁側内野席の福岡ソフトバンクのファンは、流石に少なかった。
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濱口は8回一死まで無安打投球を続けたが、代打鶴岡に二塁打を打たれて大記録への望みは絶たれた。
しかし、ここで投手コーチが間を取って激励し、続く代打長谷川を打ち取った。チームを救う、堂々たる好投だった。
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二死一三塁となり、2番の今宮から右打者が続くところで、Pattonに継投。
3点差あるので強気で攻めていき、見事に三振に打ち取った。ポストシーズンのPattonの投球は素晴らしい。
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8回裏に攝津を攻めて3点を追加し、試合を決定付けた。
6点差となったが、勝利への形を重視し、山崎康晃が9回表に登板。日本シリーズのハマスタで康晃ジャンプ。
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内川にポール際の際どいファウルを打たれたが、難なく三者凡退に抑えた。
最後の打者は5番の中村。第2戦で曰く付きの逆転打があったが、それ以外はずっと沈黙。お前もこのまま寝てろ。
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引きで撮ったら、少しスコアボードが小さくなってしまったけれど、6-0の快勝だった。
大袈裟な表現だけれど、19年ぶりの日本シリーズでようやく勝てた。明日も勝って、試合を福岡に送り返したい。
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勝利試合の後で行われる、勝利の花火。Victory Celebrationといったっけ。
福岡と横浜とで、両方見ることができた。ホームチームが勝って盛り上がるのは宜しいこと。
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剣が峰で踏みとどまった。ようやく、ベイスターズらしい試合ができた。
今日は濱口に尽きる。この土壇場で、新人が、いつも通りどころか今季一番の投球を見せてくれた。
横から見ていたので、技術的なことはよく分からなかったけれど、どの球種でも腕が振れていて、ストライクが取れていた。だから相手打者との勝負に集中できて、自分のペースに相手を巻き込むことができたのだと思う。
流れとしては、初回に先頭打者の柳田を抑えたこと、その後のピンチで内川を抑えて無失点で凌いだこと。
これで「よし、今日はいける」と、チームだけでなく球場の雰囲気を解き放った。

4連敗は免れた。もう1勝して、場所を福岡に戻したい。(※翌日も勝利して、福岡での第6戦へ。)
我々はセリーグ3位のチームであり、クライマックス・シリーズの最初からずっと挑戦者。
一度勝負の流れを得れば、福岡ソフトバンクが相手と言えど、勝機はある。
究極の下剋上、やってしまおう。

さて、これで今季の自分の観戦予定は終了。
第7戦のチケットを買っておいても良かったかな、と少しだけ後悔しているけれど、あとはテレビで応援。
ベイスターズが日本シリーズなんて、11月にハマスタで野球が観られるなんて、夢みたいだけれど夢じゃない。
この時期まで野球を楽しませてくれたチームに、心からの感謝を。
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テーマ : 横浜DeNAベイスターズ
ジャンル : スポーツ

[Marinos 2017] vs ジュビロ磐田(A)(J1-31)

エコパスタジアムを訪れるのは、今回が初めて。
マリノスは過去何度か試合をしたことがあるようだけれど、自分がアウェーの試合にも多く行くようになった2009年以降は、ここでは試合が組まれなかった。その前年、2008年にはエコパでの試合があったのだな。それ以来、9年ぶり。
今やJ1リーグの試合会場では数少なくなった、自分が行ったことのないスタジアム。
個人的には、日程が発表されたときから、この試合を楽しみにしていた。

単純な収容人数ではヤマハスタジアムの3倍以上あり、ここで開催されるのは観客動員が多く見込める試合。今年は俊輔の移籍があったので、「因縁の対決」と煽って磐田のライトファンを呼び込み、マリサポも大勢と踏んでいたのだろう。
ただ、シーズン序盤ならば、そういう煽りの構図も受けただろうが、今は「そういうこともあったね」くらいのもの。
4月にこの対戦カードをホームで戦えたマリノスは、当時の関心の高さが幸いし、多くの観客を呼ぶことができた。
今はもう、両チームのサポーターは「磐田の俊輔」に慣れてきていて、それだけじゃ人は呼べなくなっている。


前夜泊まった福岡から、台風22号を追い掛けるように東上。
浜松で新幹線を降りて昼食にする。駅から程近い鰻の老舗「八百徳」へ。
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鰻を食べるのは久しぶり。「上うな重」を注文した。
今年は鰻の稚魚が増えたらしいが、きちんとした店はどこも安くないわね。
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浜松駅から東海道本線で数駅までは、薄曇りのような天気だったが、愛野駅で降りるとやたら雲が分厚い。
嫌な予感を抱えながら、丘を登ってエコパスタジアムに到着。キックオフ1時間前くらい。
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今日の席はメインスタンドのこの辺。いずれ雨が降ってくるのは間違いないので、屋根下の席にした。
泊まりがけで福岡との梯子なので、荷物を軽くするため、折り畳み傘以外に全く雨の備えをしていなかったから。
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選手達のウォーミングアップが始まる頃には、時折雨脚が強まるようになってきた。
学、Hugoに続き、Martinusまで怪我で欠く厳しい陣容。雨は幸運をもたらすか、災いするか。
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アウェー側ゴール裏のマリノスサポーター。
台風の影響を恐れてか、思ったより遠征する者は少なかった。もっとも、世間的にはそれが正常な思考。
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磐田のスタメン紹介の一場面。磐田の俊輔に磐田サポーターの大歓声。
マリサポは、水曜の試合に続き、不自然とも思えるタイミングでチャントを被せて、個別の反応は乏しかった。
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メインスタンドでは見ることができる、試合前の記念撮影。
キクマリではセカンドユニフォームの予想だったが、実際にはファーストユニフォームだった。
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レジェンド同士の熱いコイントス。
わくわくするような、寂しいような、不思議な光景だった。
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キックオフの頃には、雨はもう相当な降り方で、ピッチは重馬場だった。
ただ、このときはまだ、芝が滑るからどんどんミドルシュートを狙おう、くらいに思っていた。
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今日も怖い位置で直接FKを与えてしまった。
前後半を通じて3回、その内2回はポスト直撃のシュートだった。黄金の左足、健在なり。
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渓太が得たPKを伊藤が決めて、マリノスが先制。
悪天候にメンバーが揃わない難しい状況で、幸先の良い展開だと思っていたが――
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主に右サイドに顔を出した俊輔に対して、マリノスは今日も山中とBabunskiが対応することが多かった。
難しいピッチ状況でも、俊輔のボール捌きに狂いはなかった。流石だった。ウチのBabunskiもそうだった。
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追い付かれて1-1で後半へ。
雨がさらに強くなる中、どうにかして勝ち越して終わりたいが・・・、そもそも90分最後まで出来るかな。
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今日は俊輔以上に、川又に翻弄された。
ボンバーが動きを捉えかねていた。水曜の試合を休んで、今日の試合に合わせてきただけある。
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その川又に逆転ゴールを決められてしまった。
バックパスを繋ごうとして奪われた飯倉のミス。悪天候の今日は、いつも以上に安全第一でやってほしかった。
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逆転された頃から、滝のような豪雨になった上に、ピッチ上の至る所に水が浮いてきてしまった。
大袈裟じゃなく、こうなるとスパイクが水に漬かってしまうような、田んぼのサッカー(俗に言う田ッカー)になる。
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そして、雨で半ばホワイトアウトして、選手やボールが見えなくなる。もはや水球。
ボールは水に浮くので、普通に蹴っても転がらない。ドリブルもできず、浮き球じゃないと遠くへ動かせない。
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ボールを浮かせて蹴り合い、あちこちで水飛沫が上がる。
やってる選手達には申し訳ないけれど、もはやサッカーじゃなくて、訳が分からなくなって、何度も笑ってしまった。
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選手達も困惑するばかりで、もう何もできず、1-2のまま試合終了。
色々と非常に厳しい試合、痛恨の敗戦となってしまった。
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サッカーの試合は75分まで、ロスタイム含め残りの20分は何か違う競技だった。
その75分間の不出来が敗因。特に後半は酷かった。
接触プレーを極度に恐れているかのように、球際で戦えていなかった。
磐田もそんなに上手に崩してきたわけではないけれど、一度跳ね返したセカンドボールをことごとく拾われて、二次攻撃に晒された。チーム全体が余裕のないプレーを余儀なくされ、失点に直結した飯倉のミスもその悪い流れから。

1つの原因としては、危険なピッチ状態ゆえ、主審がいつになく接触プレーに厳しく笛を吹いていたように思う。
磐田には俊輔のセットプレーという飛び道具があるので、なるべくファウルをしないよう、接触プレーを避けたのかも。
ただ、それでマリノスが厳しく出ないものだから、磐田の方は積極的にルーズボールに挑んできた。
あくまで個人の印象だけれど、仕方ない部分もあれど、先に腰が引けてしまったのは残念だった。

試合の開催と続行の是非については、特に問題は感じなかった。まぁ、そんなもんだろうと。
試合開始前は、ピッチの状態もスタジアムへのアクセスも、特段問題はなかった。それで開催中止にはしづらい。
問題となった後半30分くらいからの豪雨は、主催者が想定していた以上だったのだろう。
運営スタッフの要請で主審が一度試合を止めて、両チームの監督と協議した。
恐らく、両監督とも、試合続行には異を唱えなかった。
であれば、最後まで続行したことに文句は言えない。

災難だったのは、家路を急ぐマリサポ。
愛野駅までの道は川になっていて、駅付近の低い場所はところどころ大きな水溜まりに。
大粒の雨が横殴りに降り続け、傘を差していても、上から下からどんどん濡れる。
ようやく駅に着いても、乗った電車は徐行運転で、掛川駅からの新幹線は途中で止まった。
ずぶ濡れのまま待たされ、家に着いたのは試合終了の約3時間後。
風邪ひかなくて良かった。

テーマ : 横浜F・マリノス
ジャンル : スポーツ

[Baystars] vs 福岡ソフトバンクホークス(V) (Oct 28, 2017)

なんとベイスターズが日本シリーズに出場することになった。
巨人との3位争い、阪神・広島とのクライマックス・シリーズを勝ち抜き、3位からの「下剋上」で最後の舞台に進出。
短期決戦の勝負強さに酔いしれ、快挙に大喜びする一方、3位なのに本当にいいのかと戸惑う部分もある。

低迷していたチームが、強くなるためにクライマックス・シリーズ進出を目標に掲げ、昨年は初めてそれを達成すると、今度はクライマックス・シリーズを勝ち抜くことがチームの目標に変わった。(本当は、リーグ優勝して出たかったが。)
なので、日本シリーズは、目指していた舞台というより、目標を達成した結果辿り着いてしまった舞台といったところ。
でも出場する以上は、どういう野球をするにせよ、本気で強敵にぶつかってみよう。
正直、勝てる相手とは思えないけれど、負けたとしても、悔しさなり無力感なりがチームをもっと強くする。

で、折角の晴れの舞台なので、日本シリーズの試合を観たいと思った。
ハマスタでの試合は、先行抽選販売に申し込んでチケットを当てた。クライマックス・シリーズを突破した夜のこと。
その後の一般販売の際に、もう1試合観たいと思い、折角なら敵地での試合もと思い、どうにか購入に成功した。
日帰りできないので宿も必要だったが、これはクライマックス・シリーズ中にこっそり予約しておいた。
行かないことになったら、2日前(チケット一般販売の日)までは無料でキャンセルできるので。



ヤフオクドームこと「福岡ヤフオク!ドーム」に到着。試合開始の1時間前くらい。
まだ大学生の頃に、青春18きっぷで九州を放浪したときに立ち寄ったことがあり、それ以来の訪問になった。
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三塁側のS指定席から観戦。ベイスターズファンもところどころいた。
外は雨が降り続くも、ドーム球場ならば影響がないので助かる。
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チケットについて余談を少々。
一般販売は日本シリーズ初戦の2日前である10月26日だった。
午前10時に購入に着手するも、なかなか回線が繋がらず、15分くらい粘ってどうにかこの第1戦のチケットを得た。

他の試合はどうかな、と見てみると、ハマスタ開催の第3戦から第5戦は既に完売。
他方で、ヤフオクドーム開催の試合は、三塁側を中心に、4試合ともまだチケットが余っていた。
(第7戦に至っては、午後に見たときもまだ残っていた。)

昨年の東京ドームでのクライマックス・シリーズの試合と同様、初めてだかとても久しぶりだかの出場に燃えるベイスターズファンと、何度も出場していてマンネリ化している相手ファンとの温度差の違いが、如実に現れた格好になった。
そして、相手ファンの、「第7戦までもつれるわけねーだろ(笑)」という声が、聞こえてくるようだった。


ベイスターズのシートノックが行われていた。
クライマックス・シリーズを勝ち抜いてきたこの横浜ブルーが、とても誇らしく見える。
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遠路遥々、横浜からDBスターマンも福岡まで帯同して来ていた。
日本シリーズとか、ヤフオクドームとか、ちょっとびびっていたけれど、こいつを見て少し和んだ。
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日本シリーズ初戦なので、試合前のセレモニーがある。(2戦目以降もやるのかな?)
うーん、あっちのユニフォーム、何だかすげー強そうだぞ。
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試合開始の直前に、メンバー表交換の「儀式」を行う両チーム監督。
福岡ソフトバンクの工藤監督は、選手として2007年から2009年までベイスターズに在籍していた。
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1回表、2番柴田に続いて4番筒香も四球で出塁する。
立ち上がり不安定な千賀を、しかし攻めきれず、日本シリーズの流れを手繰り寄せる大きな好機を逃した。
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1回裏、ベイスターズの先発投手の井納は、先頭打者の柳田に安打され、無死の走者を出す。
って言うか、今季怪我するまで三冠王の勢いだった柳田が、なんで1番なんか打ってるんだよ。
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犠打で得点圏に進められ、3番のDespaigneの適時打であっさり先制される。
初回からいきなり、福岡ソフトバンクはやっぱ強いなと、思い知らされる展開になった。
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これは3回裏、内川の打席。色々あったけれど、彼も元ベイスターズなんだよね。
彼と一緒にプレーした選手は、今のベイスターズ(日本シリーズのベンチ入り)には誰もいないのだけれど。
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5回表、相手失策で出塁した乙坂が、続く倉本の右前安打で一気に三塁を陥れる。
タイミング的には危なかったが、送球が少し浮いたところを、上手く回り込むスライディングでタッチを避けた。
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続く桑原の併殺崩れの間に1点を返して、1-3とした。
さらに二死からLopezが強い打球を飛ばしたが、中堅手の柳田が追い付いて捕球した。
抜けていたら、ベイスターズの流れになっていたかも知れない。残念だ。


5回裏、試合が大きく動く。井納が制球を乱し、1点追加されてなお無死満塁というところで、田中健二朗に継投。
しかし田中がさらに誤算で、2つの押し出し四球など大崩れで6点を献上してしまった。
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試合の途中で気付いたのだけれど、内野席に小さなステージがあって、時々チアガールが出てくる。
何でか分からないけれど、スタンドの中に入ってくると、急に安っぽく思えてしまう。自分だけか?
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7回表、ベイスターズのラッキーセブンに、ハマスタで使う青のジェット風船が飛ばされる。
外野席のビジター応援席にあれだけ、内野席にもちらほら。往路の新幹線でも、何人も同志を見かけたよ。
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7回裏、今度は福岡ソフトバンクのラッキーセブン。
先程のビジター応援席以外が、黄色のジェット風船で一色に染まり、甲子園のような迫力だった。
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8回表、先頭の柴田の打席で、近くにファールが飛んできた。
落下点の男性が弾いたボールが、たまたま自分の席に転がってきた。思いがけぬお土産を得た。
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1-10のまま試合は進み、9回表も二死無走者。
試合が終わろうかというそのとき、福岡ソフトバンクは元ベイスターズの寺原に継投。うーん、遊ばれてるな。
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若手のホープである細川が代打で安打を放ち、倉本も続いたが、桑原が倒れて試合終了。
これは、試合が終わる直前の様子。福岡ソフトバンクが勝ったときに飛ばす、白いジェット風船がスタンバイ。
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勝利監督インタビューに続いて、ヒーローインタビューは先発投手の千賀。
奪三振が少なく、本調子には見えなかったけれど、要所で投げる150km/h超の速球に手が出なかった。
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セレモニーの最後は勝利の花火。ハマスタに似てるな。
天気が良ければ、ドームの屋根を空けるらしい。きちんと機能する開閉式ドームって、日本ではここくらいか。
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途中まではじわじわと実力で押され、5回裏に破綻して試合が終わってしまった。
5回裏まででも、千賀になかなか手が出ず攻撃が短いベイスターズと、毎回のように塁上をにぎわす福岡ソフトバンクとでは、野球の質というか強さが全く異なる印象を受けた。何となく分かっていた現実を、くっきり見せ付けられた。
交流戦ですらなかなか歯が立たなかったのに、今日はあのとき以上の強さを感じた。
いわゆる常勝軍団の、大舞台での本気というのを見せてもらった。

対するベイスターズは、実力差もさることながら、雰囲気に飲み込まれてしまった。
敵地の雰囲気もさることながら、日本シリーズという大舞台の雰囲気に。
大一番に強い印象の井納ですら、ボールのコントロールがままならず自滅してしまった。
単に制球が悪いというのでなく、投げているボールそのものがおかしかった。(だいぶシュート回転していたらしい。)
野手も、全くバットが振れていなかった。体が縮こまっていたかのよう。
直前までクライマックス・シリーズの激闘を繰り広げて、試合勘は十分だったはず。
ほとんどの選手にとって初めての舞台は、簡単なものではなかったか。

悔しいけれど、これが舞台慣れも含めた実力の違い。
そもそもこちらは、セリーグの3位のチームに過ぎない。そうそう勝てるものではない。
ただし他方で失うものは何もなく、この大舞台と強敵から、得るものは沢山あるはず。
苦しい試合が続くならば、思いっきり苦しめば良い。それを糧にして、また前に進めば良い。
でも、やられっ放しで終わるのも面白くない。
第3戦からハマスタに戻ったら、本拠地で一矢報いたいではないか。
二矢でも三矢でも良い。ここまで勝ち上がってきた横浜の意地を見せてほしい。

テーマ : 横浜DeNAベイスターズ
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